【2026年最新版】iPhoneリンゴループを自力で直す全手順|データそのまま復旧法

iphone

朝起きたらiPhoneの画面にリンゴマークが出たまま動かない…。そんな「リンゴループ」状態に陥ると、誰でも不安になりますよね。

でも安心してください。このトラブルは、正しい手順を踏めば自力で復旧できる可能性がとても高いんです。

この記事では、Apple公式の手順とプロ修理現場の知識をもとに、初心者でも迷わず実践できる「データを消さずに直す」復旧方法を徹底解説します。

強制再起動から更新、そして最終手段のDFUモードまで、状況別にわかりやすく紹介。

さらに、再発を防ぐための3つの予防策もまとめました。

「リンゴのマークから進まない…」と焦る前に、まずこの記事を読んで一緒に解決していきましょう。

iPhoneのリンゴループとは?原因と仕組みをわかりやすく解説

まず最初に、そもそも「リンゴループ」とはどんな状態なのかを正しく理解しておきましょう。

ここを押さえておくと、これから行う復旧作業の意味がスッと理解できるようになります。

リンゴループとは何が起きている状態?

iPhoneのリンゴループとは、起動時に表示される白いリンゴマークが何度も繰り返し表示される、またはリンゴマークのまま固まってしまう状態を指します。

専門的には「ブートループ」と呼ばれる現象で、iPhoneが起動プロセスの途中でエラーを起こし、再起動を繰り返している状態です。

わかりやすく言えば、iPhoneの頭の中で「起きよう」としても、どこかでつまずいてまた眠ってしまう――そんな状態です。

つまり、iPhone自身が“動こうとしているのに動けない”のがリンゴループの正体です。

よくある3つのリンゴループ症状

リンゴループといっても、症状にはいくつかのパターンがあります。

これを知っておくと、原因の見当がつきやすくなります。

パターン 特徴 主な原因
① 無限再起動タイプ リンゴマークが出たり消えたりを繰り返す。 システムファイルの破損やバッテリー不良。
② 固定フリーズタイプ リンゴマークが表示されたまま動かない。 NANDメモリ(記憶装置)の処理停止。
③ リカバリーモードタイプ ケーブルとパソコンのマークが出る。 自動で復旧モードに入ったサイン。

どのパターンでも共通して言えるのは、「iPhoneが自力で起動を完了できない」ことです。

この時点ではデータが消えたわけではないので、焦らずに次の手順で冷静に対処しましょう。

リンゴループの主な原因5選

では、なぜiPhoneはこのような状態になるのでしょうか。

主な原因は以下の5つに分類されます。

原因 内容 復旧の可能性
iOSアップデートの失敗 更新途中で電源が落ちたり通信が切れた。 高い(約90%)
ストレージ容量の不足 内部メモリがいっぱいで起動できない。 中程度(約50%)
バッテリーの劣化 起動に必要な電力を供給できない。 低い(修理推奨)
水没・衝撃 内部基板や端子の損傷。 低い(専門修理が必要)
iOSのバグやアプリの競合 不具合のあるOSまたはアプリが干渉。 中程度

特に多いのはiOSアップデートの失敗ストレージ容量不足です。

この2つのケースでは、データを消さずに自力で復旧できる可能性が高いため、次章でその手順を詳しく解説していきます。

データを守りながら自力で直す!リンゴループの復旧手順

ここからは、いよいよ実践編です。

この記事のゴールは「iPhoneを動かす」だけでなく、データを残したまま復旧することです。

焦らず、一つずつ順番に進めていきましょう。

まず最初に試すべき「強制再起動」

最初に行うべきは、もっとも簡単な強制再起動(ハードリセット)です。

これは、iPhoneの動作をいったんリセットして、システムの詰まりを解消する操作です。

いわば、固まったアプリを「閉じてもう一度開く」ようなものですね。

機種 操作方法
iPhone 8以降(X・11・12・13・14・15など) ① 音量を上げるボタンを押してすぐ放す。② 音量を下げるボタンを押してすぐ放す。③ サイドボタンを15〜20秒押し続ける。
iPhone 7 / 7 Plus 音量を下げるボタンと電源ボタンを同時に長押し。
iPhone 6s以前・SE(第1世代) ホームボタンと電源ボタンを同時に10秒以上長押し。

リンゴマークが出たらすぐに放さず、再起動が完了するまで長押しを続けるのがコツです。

これで正常に立ち上がった場合は、内部の軽いシステムエラーが原因だった可能性が高いです。

もし何度試しても同じ状態に戻る場合は、次の「更新」手順に進みましょう。

パソコンを使った「更新」でデータを残して修復する方法

強制再起動でも直らない場合は、iPhoneのシステム部分を再構築する必要があります。

この時に使うのが、パソコンを経由した「更新(アップデート)」です。

これはiOSの中身を上書きするだけで、写真やLINEなどのデータには触れません。

手順 内容
① 準備を整える ・PCに最新版のiTunes(またはFinder)を入れる
・Apple純正ケーブルを使用
・PCの空き容量は5GB以上確保
② リカバリモードへ入る iPhoneをPCに接続し、「強制再起動」と同じ操作を実行。リンゴマークが出ても離さず、画面にケーブルとPCのアイコンが出たら成功。
③ 「更新」を選択する PC画面に「更新」と「復元」が表示されたら、必ず「更新」を選ぶ。

「更新」はデータを残したままシステムを修復できる最も安全な方法です。

ただし、途中でケーブルを抜くと失敗するので注意してください。

進捗バーが止まっても焦らず、時間をかけて待ちましょう。

ストレージ不足が原因のときの注意点と解決策

もし「不明なエラー(14)」や「(1110)」が出た場合、それはストレージ不足が原因の可能性が高いです。

この場合、iPhoneの内部に空きがないため、アップデートファイルを展開できません。

いわば、荷物を詰めすぎたスーツケースに新しい服を押し込もうとしている状態ですね。

状態 対応策
更新が途中で止まる ケーブルやWi-Fiを確認し、再度「更新」を試す(3〜5回が目安)。
エラー14・1110が出る ストレージが限界。PC経由で繰り返し更新して空きを作る。
数回試しても改善しない 復元(初期化)またはDFUモードを検討。

このストレージ問題は非常に厄介ですが、何度か「更新」を繰り返すことでキャッシュファイルが整理され、起動に成功するケースもあります。

諦めずに3〜5回ほど根気よく試すことが、データを守る最後のチャンスです。

それでも直らないときの最終手段「復元」と「DFUモード」

「更新」を試しても復旧しない場合、いよいよ最終段階です。

ここでは、iPhoneを根本から立て直すための復元とDFUモードについて詳しく解説します。

データを残すことは難しくなりますが、iPhone本体を再び動かす可能性が高まります。

「復元」とは?データが消える前に知るべき注意点

復元(リストア)とは、iPhoneを工場出荷状態に戻す操作です。

内部データをすべて削除し、最新のiOSを再インストールします。

つまり、「初期化」と同じ意味であり、iPhoneを新品のような状態に戻すことができます。

操作手順 内容
① リカバリモードに入る 前章と同じ手順で、iPhoneをPCに接続してリカバリーモード画面を表示。
② 「復元」を選択する PC上で「復元」を選ぶと、iOSが完全に再インストールされる。
③ 初期設定を行う 再起動後、言語・Wi-Fi設定などを再度行う。

注意:復元を行うと、写真・連絡先・アプリなどのデータはすべて削除されます。

ただし、iCloudやiTunesでバックアップを取っていた場合は、復元後に再び同期して取り戻すことが可能です。

復元は最後の手段ですが、iPhoneを再び動かすためには欠かせない手順です。

プロが使うDFUモードの入り方と使い方

復元でもダメだった場合、さらに深い階層でシステムを書き換える「DFUモード」を試します。

DFUとは「Device Firmware Update」の略で、通常の起動システムを完全にバイパスして、iOSをゼロから書き換える特殊なモードです。

見た目は何も変わらず画面も真っ黒なままですが、PC側で「復元が必要なiPhone」として認識されれば成功です。

手順 操作内容
① 接続 iPhoneをPCに接続。
② ボタン操作 音量を上げる→下げる→サイドボタンを長押し(画面が真っ暗になるまで)。
③ DFUモード移行 画面が消えたら、サイドボタンを押しながら音量下げボタンを5秒同時押し。
その後、サイドボタンのみ離して音量下げを10秒押し続ける。
④ 認識確認 PCに「復元が必要なiPhone」と表示されたら成功。

このモードは通常のユーザー操作では触れない領域にアクセスするため、操作を誤ると再起動しなくなるリスクもあります。

とはいえ、ソフトウェア起因のリンゴループならほぼ確実に復旧できるため、最後の希望といえる手段です。

DFUモードでもダメな場合に考えられる故障

もしDFUモードでも改善が見られない場合は、原因がハードウェア側にある可能性が高いです。

具体的には、バッテリー、基板、ストレージチップ(NAND)の故障などが考えられます。

原因 症状の特徴 対処法
バッテリー不良 起動直後に電源が落ちる。充電ケーブルを挿しても変化なし。 Appleまたは修理店でバッテリー交換。
基板損傷 物理的な衝撃・水没後に発生。DFUモードも反応なし。 専門の基板修理業者に相談。
ストレージチップ障害 リンゴマークから一瞬進むがすぐに再起動。 データ復旧専門業者でチップ交換・抽出。

これらの物理的トラブルは、ユーザーが自力で直すことはできません。

次章では、信頼できる修理先を見分けるポイントを解説します。

プロ修理に頼るなら?失敗しない修理店の選び方

ここまで試してもリンゴループが直らない場合、それはソフトウェアではなくハードウェアの故障である可能性が高いです。

ここからは、自力での修復をやめて、プロに任せるべきタイミングと選び方を解説します。

修理先を誤ると、データが完全に失われることもあるので注意が必要です。

Apple Store・街の修理店・データ復旧業者の違い

iPhoneが起動しない時に頼れるのは、大きく分けて次の3つの選択肢です。

それぞれの特徴を理解して、あなたの目的に合った場所を選びましょう。

修理先 メリット デメリット
Apple Store(正規修理) AppleCareなどの保証が使える。純正部品使用で安心。 データは完全に消去される。予約が取りにくく、修理期間が長い。
街の修理店(非正規修理) 即日対応が多く、データを残せる可能性がある。 非正規パーツ使用により、以後のApple保証が無効になる。
データ復旧専門業者 重度の基板損傷からでもデータを抽出可能。 修理費用が高額(数万円〜)。iPhone自体は使えなくなる場合も。

どの選択肢にも一長一短があります。

「データを最優先で残したい」のか、「保証を優先して安全に直したい」のかを明確にして選ぶのがポイントです。

料金・データ残存率・対応スピードを徹底比較

それぞれの修理先の特徴を、コスト・スピード・データ保持の観点から整理しました。

修理先 平均費用 データ保持 対応スピード
Apple Store 15,000〜60,000円 不可(初期化される) 3〜7日程度
街の修理店 10,000〜30,000円 可能性あり(部品交換のみ) 即日〜1日
データ復旧業者 30,000〜100,000円以上 高確率(物理障害にも対応) 3〜10日

たとえば、「大切な写真をどうしても取り戻したい」なら、費用が高くてもデータ復旧専門業者を選ぶべきです。

一方、「保証を優先して再利用したい」ならApple Storeが安全です。

自分が求めるゴールを明確にして、後悔のない選択をしましょう。

なお、修理店を探す際は以下の点もチェックすると安心です。

  • 公式サイトに「データ保持対応」や「即日修理」と明記されているか
  • Googleレビューで星4.0以上を維持しているか
  • 見積もり時点で追加料金の有無を確認できるか

信頼できる店舗なら、作業内容を丁寧に説明してくれるはずです。

「即決しない」ことも大切なリスク回避策です。

次章では、こうしたトラブルを二度と起こさないための予防策を紹介します。

もう繰り返さない!リンゴループを防ぐ3つの予防策

無事にiPhoneが復旧した方、本当にお疲れさまでした。

ここからは、再び同じトラブルを起こさないために、日常的にできる予防策を紹介します。

たった少しの工夫で、リンゴループの再発リスクを大幅に下げられます。

ストレージの空きを常に5GB以上確保する

リンゴループの原因で特に多いのがストレージ不足です。

iOSは動作のたびに一時ファイルを作成するため、常に5GB以上の空き容量が必要とされています。

写真・動画・LINEのデータなどが溜まりすぎていると、更新や起動時に不具合を起こしやすくなります。

対策 実践方法
不要な写真・動画の整理 iCloudフォトライブラリやGoogleフォトなどに移動して削除。
アプリの自動削除機能 設定 → 一般 → iPhoneストレージ → 「非使用のAppを取り除く」をオン。
メッセージ履歴の整理 古いLINEやSMSのトークを削除して容量を確保。

「空き容量=iPhoneの呼吸スペース」だと考えるとイメージしやすいでしょう。

息苦しい状態が続くと、どんな機械も不調になります。

iOSアップデートのタイミングと設定を見直す

「寝ている間に自動アップデートでリンゴループになった」という人は少なくありません。

アップデート中にWi-Fiが切れたり、電源が落ちたりすると、ファイル破損が起こりやすくなります。

自動アップデートはオフにして、手動で安全なタイミングで行うのがベストです。

設定場所 おすすめ設定
設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート → 自動アップデート 「iOSアップデートをダウンロード」「インストール」を両方オフにする。
手動アップデートの理想タイミング ・充電中
・安定したWi-Fi環境
・1時間以上余裕のある時間帯

また、アップデート直後はしばらく様子を見てから再起動するのも安全策です。

「焦らず、安定環境でアップデート」が再発防止の鉄則です。

iCloudバックアップを日常習慣にする

最後に紹介するのは、万が一に備えたバックアップ習慣です。

これをしておくだけで、最悪iPhoneが壊れても大切なデータは守られます。

項目 内容
バックアップの設定方法 設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップ → 「今すぐバックアップを作成」。
おすすめ頻度 週1回以上、または大事なイベント前後。
料金プラン 50GBプラン(月130円)で十分。写真もトーク履歴も保存可能。

バックアップは「保険」ではなく「日常の習慣」です。

ほんの数分の手間で、数年分の思い出を守ることができます。

この3つの予防策を実践すれば、リンゴループに悩まされる日はもう来ません。

まとめ|焦らず手順を踏めば、iPhoneは必ず復旧できる

ここまで、リンゴループの原因から復旧、そして再発防止までをすべて解説してきました。

最後に、この記事の要点を整理して締めくくりましょう。

ステップ 目的 結果
① 強制再起動 一時的なシステムエラーをリセット。 軽度のループなら即解決できる。
② パソコンで「更新」 iOSを上書きしてシステム修復。 データを消さずに復旧可能。
③ 「復元」「DFUモード」 完全初期化でiPhoneを再構築。 ソフトウェア由来のループはほぼ解決。
④ 修理依頼 ハードウェア故障に対応。 専門家の手でデータ抽出・修理。

リンゴループは確かに怖いトラブルですが、正しい知識と順序を守れば、多くのケースで自力で解決できます。

焦って操作を誤るよりも、一度深呼吸してから順に試すことが大切です。

また、今回紹介した予防策(ストレージ確保・手動アップデート・定期バックアップ)を習慣にすれば、同じトラブルを繰り返す心配もなくなります。

そして何より、iPhoneのデータは「日常の中で守る」ものだという意識を持っておきましょう。

あなたのiPhoneが無事に起動し、またいつもの画面に戻れることを心から願っています。

この記事が、あなたの焦りを少しでも和らげる一助となれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました