Windows 11で両面印刷ができない・片面に戻せない時の完全対処法【プロパティ徹底解説】

Windows

「両面印刷にしたいのに片面で出てくる」「片面にしたいのに勝手に両面印刷になる」――そんな経験、ありませんか。

Windows 11では、印刷の設定がアプリ・OS・ドライバーの3層構造になっているため、ちょっとした設定の食い違いで思い通りに印刷できないことがあります。

本記事では、そんな「Windows 11で両面印刷ができない」「片面に戻せない」トラブルを根本から解決する方法を、初心者にもわかりやすくステップ形式で解説します。

プリンターのプロパティ設定を理解すれば、両面・片面の切り替えを完全にコントロールできるようになります。

メーカー別・アプリ別の具体例も紹介しているので、このページを読めば印刷設定でもう迷うことはありません。

  1. Windows 11で両面印刷ができない・解除できない原因とは?
    1. まず理解しておきたい「3つの設定階層」
    2. 両面印刷ができないケースの代表的な原因
    3. 片面印刷にしたいのに両面になる原因
  2. Windows 11の設定アプリで両面印刷を変更する方法
    1. 両面印刷を有効(設定)にする手順
    2. 両面印刷を無効(片面印刷)にする手順
    3. 設定が反映されないときに確認すべきポイント
  3. 「プリンターのプロパティ」から両面印刷を完全に制御する方法
    1. 「プリンターのプロパティ」とは?
    2. コントロールパネルからアクセスする手順
    3. 「デバイス設定」タブで両面印刷ユニットを有効化する
    4. 「詳細設定」タブで片面・両面のデフォルト設定を変更する
  4. 【メーカー別】両面印刷できない・解除できない時の設定ポイント
    1. Epson(エプソン)での確認ポイント
    2. Canon(キヤノン)での確認ポイント
    3. Brother(ブラザー)での確認ポイント
    4. HP(ヒューレット・パッカード)での確認ポイント
  5. 【アプリ別】印刷時の両面設定をチェックしよう
    1. Word・Excelでの設定方法
    2. Adobe Acrobat Reader(PDF)の場合
    3. Chrome・Edgeなどブラウザ印刷の設定
  6. 【上級編】それでも両面印刷できない時の最終手段
    1. プリンタードライバーを再インストールする
    2. 汎用ドライバーからメーカー製ドライバーに切り替える
    3. Windows Updateとオプションの更新を確認する
    4. 印刷スプーラーサービスを再起動する
  7. まとめ:両面印刷トラブルを防ぐ3つのチェックポイント
    1. アプリ設定の見直し
    2. Windows設定の確認
    3. プリンターのプロパティ(ドライバー設定)の再確認

Windows 11で両面印刷ができない・解除できない原因とは?

まずは、「なぜ両面印刷ができないのか?」または「なぜ勝手に両面印刷になってしまうのか?」という根本原因を整理していきましょう。

実はこのトラブルの多くは、プリンターやWindowsの不具合ではなく、単純に設定の階層が混ざってしまっているだけのケースがほとんどなんです。

まず理解しておきたい「3つの設定階層」

Windows 11で印刷を行うとき、設定は「3つの階層」で成り立っています。

この関係を正しく理解することが、両面印刷トラブル解決の第一歩です。

階層 役割 特徴
① アプリ設定 WordやChromeなど、印刷時に一時的に設定できる項目 その印刷1回限りで有効
② Windows設定 OS全体の「基本設定(デフォルト)」 アプリを超えて共通
③ プリンタードライバー設定 メーカーが提供する根本設定(親玉) 最も強力。下位設定を上書きする

この3つの設定のどこかで矛盾があると、「両面印刷ができない」「解除できない」といった現象が起こります。

特に③のプリンタードライバー設定が“親玉”としてすべてを支配していることを、まず覚えておきましょう。

両面印刷ができないケースの代表的な原因

両面印刷を設定しても片面で印刷されてしまう場合、以下のような原因が考えられます。

  • Windowsが自動で入れた「汎用ドライバー」を使っているため、両面印刷機能を認識していない。
  • プリンタードライバー側の「デバイス設定」で、両面印刷ユニットが「無効」になっている。
  • プリンター本体がそもそも両面印刷に対応していない。
  • 物理的な故障やユニットの取り付けミス。

特に多いのが、Windows 11が自動でインストールした汎用ドライバーのまま使っているケースです。

見た目は正常でも、実は両面印刷機能をまったく認識していないことがあるので注意が必要です。

片面印刷にしたいのに両面になる原因

逆に「いつも両面印刷になって困る!」という場合もあります。

これは、ドライバーやWindows設定が「エコ設定」として自動で両面印刷をデフォルトにしているのが原因です。

原因 対策
ドライバーのデフォルト設定が「両面印刷」 「プリンターのプロパティ」から片面印刷をデフォルト化
Windows設定の「印刷設定」で両面になっている 設定アプリから「片面印刷」に変更
特定のアプリが独自に両面印刷を強制 アプリ内の印刷設定を個別に確認

特にBrotherやHPなどの一部メーカーでは、初期設定が「両面印刷(節約モード)」になっていることもあります。

このデフォルト設定を変更するだけで、片面印刷のストレスが一気に解消されます。

ここまでで、「両面印刷ができない」「解除できない」問題の全体像と原因を把握できましたね。

次の章では、実際にWindows 11の設定アプリを使って、両面印刷を設定・解除する手順を確認していきましょう。

Windows 11の設定アプリで両面印刷を変更する方法

ここでは、Windows 11標準の「設定」アプリを使って、両面印刷を有効・無効にする方法を紹介します。

この設定はOS全体に影響するため、アプリをまたいで印刷設定を統一できるのが大きなメリットです。

両面印刷を有効(設定)にする手順

普段からレポートや資料を印刷することが多い方は、両面印刷をデフォルト設定にしておくと便利です。

以下の手順で、Windows 11の設定アプリから簡単に変更できます。

手順 操作内容
1 スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開く。
2 左メニューで「Bluetooth とデバイス」を選択。
3 「プリンターとスキャナー」をクリック。
4 対象プリンターを選び、「印刷設定」をクリック。
5 「両面印刷」や「Duplex」の項目を「有効」または「長辺とじ」に設定。
6 「適用」→「OK」で保存。

この設定を行うと、WordやPDFなどの印刷時に、基本的に自動で両面印刷が選ばれるようになります。

毎回設定を変える手間を減らしたい人におすすめの方法です。

両面印刷を無効(片面印刷)にする手順

逆に「いつも片面印刷したい」「両面印刷がデフォルトで困る」という場合は、設定をオフにしましょう。

手順はほとんど同じですが、最後の設定内容が異なります。

手順 操作内容
1 「設定」>「Bluetooth とデバイス」>「プリンターとスキャナー」を開く。
2 プリンター名をクリックして、「印刷設定」を開く。
3 「両面印刷」「Duplex」といった項目を探す。
4 設定を「オフ」または「片面印刷」に変更。
5 「適用」→「OK」で確定。

これで、印刷時に自動で片面印刷が選ばれるようになります。

アプリの印刷画面で両面印刷を選んでも上書きされる場合は、後述の「プリンターのプロパティ」側で設定が固定されている可能性があります。

設定が反映されないときに確認すべきポイント

「設定アプリで変更したのに、印刷結果が変わらない」という場合は、設定の優先度が関係しています。

Windowsの設定は“希望”レベルであり、ドライバー(親玉設定)が優先されるためです。

チェック項目 確認ポイント
1. プリンターのプロパティ設定 「デバイス設定」タブで両面印刷ユニットが有効になっているか。
2. 使用中のドライバー Microsoftの汎用ドライバーではなく、メーカー公式のものか。
3. アプリ側の設定 WordやPDFなどで片面・両面が個別に設定されていないか。

この3点を見直せば、ほとんどの「反映されない」問題は解決できます。

つまり、“Windows設定は提案、プロパティは決定権者”という関係を意識するのがポイントです。

次の章では、さらに上位の設定である「プリンターのプロパティ」から、両面印刷を完全に制御する方法を紹介します。

「プリンターのプロパティ」から両面印刷を完全に制御する方法

ここでは、Windows 11で両面印刷を思いどおりに設定できるようにするための「最重要ポイント」である、プリンターのプロパティ設定を徹底的に解説します。

この設定はメーカー提供のドライバーが管理しており、Windowsの設定よりもはるかに強い“権限”を持っています。

「プリンターのプロパティ」とは?

「プリンターのプロパティ」とは、プリンタードライバーが持つ詳細設定画面のことです。

ここでは、両面印刷機能の有効・無効、印刷品質、用紙トレイ、オプション装着状況など、プリンターの動作そのものを管理しています。

項目 Windows設定との違い
管理範囲 Windows設定が「希望」なら、プロパティは「命令」。
優先度 プロパティ設定が常に最優先される。
目的 プリンター本体の機能を定義する(両面印刷ユニットの有無など)。

つまり、「プリンターのプロパティ」は設定の頂点に立つ“親玉”であり、ここで無効にされていると、どんな設定をしても両面印刷はできません。

コントロールパネルからアクセスする手順

Windows 11の「設定」アプリからでも一応開けますが、より確実なのは昔ながらの「コントロールパネル」経由です。

以下の手順でアクセスしましょう。

手順 操作内容
1 タスクバーの検索ボックスで「コントロールパネル」と入力し、開く。
2 「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンター」を選択。
3 プリンター一覧から該当機種を右クリックし、「プリンターのプロパティ」をクリック。
4 「印刷設定」と間違えないよう注意(「プロパティ」の方が上位設定)。

これで、プリンタードライバーのコントロール画面が開きます。

ここから行う設定こそが、Windows設定よりも優先される本命の設定です。

「デバイス設定」タブで両面印刷ユニットを有効化する

「プリンターのプロパティ」を開くと、いくつかのタブが表示されますが、両面印刷に関する一番重要な設定は「デバイス設定」タブ(または「構成」「プリンターオプション」など)にあります。

両面印刷ができない場合、ここで「両面印刷ユニット(Duplex Unit)」が無効になっている可能性があります。

項目 設定内容
両面印刷ユニット 「装着済み」または「有効」に設定する。
オプション機能 両面印刷関連の項目があればすべて有効化。

もし「なし」や「未装着」となっている場合、プリンターは自分に両面機能がないと認識してしまうため、アプリ側で設定しても無視されてしまいます。

ここを有効にすることで、両面印刷の選択肢が初めて復活します。

「詳細設定」タブで片面・両面のデフォルト設定を変更する

次に「詳細設定」タブを開き、「印刷設定」ボタンをクリックします。

ここでは、印刷の標準設定(片面・両面・綴じ方向など)を指定できます。

設定項目 推奨設定
印刷の種類 「両面印刷(長辺とじ)」または「片面印刷」
両面印刷の方向 冊子にしたい場合は「長辺」、ノート形式なら「短辺」
保存 「適用」→「OK」で確定

この設定を変更すると、以後すべての印刷アプリでの初期値が変更されます。

「設定アプリ」で何度変更しても反映されなかった場合は、ここが“固定化”されていた可能性が非常に高いです。

この章で紹介した手順を終えると、Windows 11上で両面印刷を完全に制御できるようになります。

次の章では、メーカーごとの具体的な設定ポイントを紹介していきます。

【メーカー別】両面印刷できない・解除できない時の設定ポイント

ここでは、主要なプリンターメーカーごとに、Windows 11での両面印刷トラブルの原因と対処法を整理します。

メーカーによってドライバー画面の構成や項目名が少しずつ異なるため、自分の機種に合わせて確認してみましょう。

Epson(エプソン)での確認ポイント

Epson製プリンターでは、「印刷設定」画面が「基本設定」「ページ設定」「ユーティリティー」などに分かれています。

両面印刷ができない場合や解除したい場合は、以下の手順を試しましょう。

状況 確認・操作内容
両面印刷ができない 「プリンターのプロパティ」>「詳細設定」>「プリンターオプション」で「両面印刷ユニット」が「装着済み」になっているか確認。
両面印刷を設定/解除したい 「印刷設定」>「ページ設定」タブ内で「両面印刷」項目を「自動(長辺/短辺)」または「しない」に変更。

Epsonでは、OSの設定よりもドライバー側の設定が優先されるため、必ず「プロパティ」経由で確認するのがポイントです。

Canon(キヤノン)での確認ポイント

Canonのドライバーは、「基本設定」「ページ設定」「仕上げ」といったタブ構成が多いです。

特に「ページ設定」内にある「両面印刷」の項目がカギになります。

状況 確認・操作内容
両面印刷ができない 「プリンターのプロパティ」>「デバイス設定」タブで「両面印刷ユニット」が「あり」になっているか確認。
両面印刷を解除したい 「印刷設定」>「ページ設定」タブで「両面印刷」のチェックを外す(または「片面印刷」を選択)。

また、Canonの一部機種では「自動」ではなく「手動(手差し両面)」になっていることがあります。

この場合は「自動両面印刷」に設定を変更することで、両面印刷機能が有効化されます。

Brother(ブラザー)での確認ポイント

Brotherのドライバーは、「基本設定」「詳細設定」という2タブ構成が一般的です。

Brotherは「エコ印刷(両面印刷)」が初期設定になっている場合が多いので注意しましょう。

状況 確認・操作内容
両面印刷ができない 「プリンターのプロパティ」>「アクセサリオプション」または「デバイス設定」>「両面印刷ユニット」が「装着済み」になっているか確認。
片面印刷にしたい 「印刷設定」>「基本設定」>「両面印刷/小冊子印刷」メニューで「しない(片面印刷)」を選択。

Brother製プリンターでは、初期状態で両面印刷がONになっているケースが非常に多いため、「解除」目的の設定変更が必要な人が多い印象です。

HP(ヒューレット・パッカード)での確認ポイント

HPは「HP Smart」アプリを使う構成と、従来のドライバー構成の2種類があります。

どちらのケースでも、両面印刷設定は「機能」または「仕上げ」タブにまとめられていることが多いです。

状況 確認・操作内容
両面印刷ができない 「プリンターのプロパティ」>「デバイス設定」>「両面印刷ユニット(Duplexer)」が「インストール済み」になっているか確認。
両面印刷を解除したい 「印刷設定」>「機能」または「仕上げ」タブで「両面印刷」を「オフ」に設定。

HPのプリンターでは、Windowsが自動で入れた汎用ドライバーでは両面機能が使えないことがあります。

メーカー公式サイトから最新のHPドライバーを入れ直すだけで、両面印刷項目が復活するケースも非常に多いです。

ここまでで、主要メーカー4社の設定ポイントを整理しました。

次の章では、WordやPDFなどのアプリごとに異なる印刷設定の影響を確認していきましょう。

【アプリ別】印刷時の両面設定をチェックしよう

ここでは、WordやPDF、ブラウザなどアプリごとに異なる印刷設定について見ていきます。

アプリの印刷画面には、それぞれ独自の設定項目があり、Windowsやドライバーの設定よりも一時的に優先される点が特徴です。

Word・Excelでの設定方法

Microsoft Office(Word・Excel)では、印刷ダイアログが独立しており、ここで両面設定を変更できます。

ただし、この設定はあくまで「その1回限り」なので、毎回印刷時に確認しておくのが確実です。

設定項目 操作手順
印刷メニュー 「ファイル」>「印刷」を選択。
両面設定 「設定」欄にある「片面印刷」または「両面印刷(長辺/短辺)」を選択。
詳細設定 下部にある青い文字の「プリンターのプロパティ」をクリックすると、ドライバー設定を直接開ける。

WordやExcelでは、この「プリンターのプロパティ」リンクから設定を開けば、ドライバー設定を上書きできるため、動作確認に最適です。

Adobe Acrobat Reader(PDF)の場合

PDFを印刷するとき、「両面印刷ができない」「項目がグレーアウトしている」といったトラブルがよくあります。

この場合は、ドライバーが両面印刷機能を認識していないことが多いです。

設定項目 操作手順
印刷ダイアログ Ctrl + Pで開く。
両面設定 「両面印刷」または「ページの表裏に印刷」にチェックを入れる。
詳細設定 「プロパティ」ボタンを押すと、ドライバー設定にアクセスできる。

チェック項目が灰色(グレーアウト)になっている場合は、プリンターのプロパティで両面ユニットが無効になっているサインです。

Chrome・Edgeなどブラウザ印刷の設定

ブラウザからWebページを印刷する場合、標準の印刷プレビュー画面ではシンプルな設定しか表示されません。

ここにも両面印刷設定があり、ブラウザごとに保存されることがあるため要注意です。

設定項目 操作手順
印刷プレビュー Ctrl + Pで開き、「詳細設定」をクリック。
両面印刷 「両面印刷を行う」のチェックをオン/オフ。
システムの印刷ダイアログ 「システムのダイアログを使用して印刷…」をクリックすると、Windows標準の印刷設定に切り替え可能。

ブラウザ印刷で設定が反映されない場合、「システムのダイアログを使用して印刷」を選ぶのが一番確実です。

アプリによっては、それぞれの印刷設定が独立しているため、OSやドライバーの設定が反映されないことがあります。

アプリ側の設定を最後にチェックすることで、印刷トラブルの原因を完全に切り分けられます。

次の章では、これでも解決しないときの「最終手段」を紹介します。

【上級編】それでも両面印刷できない時の最終手段

ここまでの手順をすべて確認しても両面印刷ができない場合は、ドライバーやWindows自体に根本的な問題が起きている可能性があります。

この章では、そうした頑固なトラブルを解消するための「最後の切り札」を紹介します。

プリンタードライバーを再インストールする

最も確実な解決策は、ドライバーの完全な再インストールです。

Windowsが自動でインストールした「汎用ドライバー」では、両面印刷などのメーカー固有機能が使えないことがあります。

手順 操作内容
1 「設定」>「Bluetooth とデバイス」>「プリンターとスキャナー」を開く。
2 対象プリンターを選んで「削除」。
3 「コントロールパネル」>「プログラムのアンインストール」から関連ソフトをすべて削除。
4 メーカー公式サイトでWindows 11対応の最新ドライバーをダウンロード。
5 ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の案内に従って再設定。

これで「両面印刷の項目が表示されない」「設定しても無反応」などの問題が解消されるケースが非常に多いです。

汎用ドライバーからメーカー製ドライバーに切り替える

プリンターをUSBやWi-Fiで接続したとき、Windowsが自動的に「Microsoft IPP Class Driver」や「WSD」ドライバーを割り当ててしまうことがあります。

これらの汎用ドライバーは印刷自体はできますが、両面印刷などの機能をサポートしていない場合があります。

確認方法 対処法
「デバイスとプリンター」でプリンター名を右クリック→「プロパティ」を開く。 ドライバー名が「Microsoft IPP Class Driver」と表示されていれば汎用ドライバー。
対処法 メーカー公式サイトから専用ドライバーをインストールして上書き。

特にHPやBrotherの機種では、この切り替えで両面印刷機能が復活することが多いです。

Windows Updateとオプションの更新を確認する

Windows側の更新不足も、ドライバーの不具合につながることがあります。

特に、プリンター関連の「オプションの更新」は手動で適用しないと有効になりません。

確認手順 操作内容
1 「設定」>「Windows Update」を開く。
2 「詳細オプション」>「オプションの更新」をクリック。
3 プリンタードライバーに関する更新があればすべて適用。

更新後にPCを再起動し、もう一度印刷設定を確認してみましょう。

ドライバーとOSの整合性が取れることで、見えなかった設定項目が復活することがあります。

印刷スプーラーサービスを再起動する

ここまでやっても改善しない場合、一時的な印刷キューの不具合が原因かもしれません。

Windowsの印刷スプーラー(Print Spooler)を再起動することで解決することがあります。

手順 操作内容
1 タスクバーの検索ボックスで「サービス」と入力して開く。
2 一覧から「Print Spooler」を探し、右クリックして「再起動」を選択。
3 再起動後、印刷設定を再度確認してテスト印刷。

スプーラーが停止していると、いくら設定を変えても印刷自体が行われないため注意が必要です。

これらの手順をすべて実施しても問題が残る場合は、プリンターのハードウェア的な故障の可能性があります。

ただし、経験上ドライバーの再インストールで解決するケースが9割以上です。

最後の章では、ここまでの内容を整理し、再発防止のためのチェックポイントをまとめます。

まとめ:両面印刷トラブルを防ぐ3つのチェックポイント

ここまで、Windows 11で「両面印刷ができない」「片面にしたいのに解除できない」という悩みを解決するための手順を、段階的に見てきました。

最後に、トラブルを再発させないために確認しておくべき3つのポイントを整理しておきましょう。

アプリ設定の見直し

WordやPDFなどのアプリケーションは、独自の印刷設定を持っています。

そのため、Windowsやドライバーで片面に設定していても、アプリ内で両面印刷が選ばれていると、結果が食い違うことがあります。

チェック項目 確認内容
Word / Excel 「ファイル」>「印刷」で「片面印刷」が選ばれているか。
PDF (Acrobat) 「両面印刷」チェックがオフになっているか。
ブラウザ 「詳細設定」>「両面印刷」がオフになっているか。

印刷前にアプリ内の設定を一度確認するだけで、無駄な印刷を防げます。

Windows設定の確認

「設定」アプリの「プリンターとスキャナー」画面から、デフォルトの印刷設定を見直しておきましょう。

ここで設定した内容は、ほとんどのアプリに共通して適用されます。

設定箇所 推奨設定
設定アプリ 「Bluetooth とデバイス」>「プリンターとスキャナー」> 対象プリンター
印刷設定 「片面印刷」または「両面印刷(長辺/短辺)」を選択

ここでの設定は「希望」レベルの優先度ですが、ドライバーとの整合性を取る意味で重要です。

プリンターのプロパティ(ドライバー設定)の再確認

最後に、最も強力な設定である「プリンターのプロパティ」をもう一度確認しましょう。

両面印刷ユニットが「有効」になっているか、そして印刷設定のデフォルトが正しく保存されているかがポイントです。

確認項目 操作内容
デバイス設定 「両面印刷ユニット」>「装着済み」または「有効」
詳細設定 「印刷設定」>「片面印刷」または「両面印刷」を選択して「適用」

このプロパティ設定こそが、Windows 11の印刷動作を最終的に決定する“親玉”です。

以上の3つのチェックポイントを押さえておけば、両面印刷に関するトラブルはほぼ完全に防げます。

どんなに複雑に見える設定でも、焦らず順に確認すれば、きっとスムーズに印刷できるようになります。

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